こんにちは光のイコプです。
RPGというものは基本的に「空を飛ぶ乗り物が出てくると、もう最終決戦の一歩手前」という不文律があります。最近チョコボが空を飛んだので、いよいよ私もラスボスが近い様子。まだ蒼天が始まったばかりだと思っていましたが、どうやら漆黒ラストが近いようですね・・・気づかない間にそこまでストーリーが進んでいたとは、自分の勢いが怖いです。蒼天入ってから、まだ我がまま坊っちゃまのお守りしかしていないのですが、あれが紅蓮のリベレーターだったというわけか・・・
今日は白魔道士のジョブクエ(50レベルから60レベル)をのんびりと進めていきます。その辺りのネタバレがあります。
ジョブクエをやろう!
さて、新生を最高効率で進めて行った割に、レベルだけは何故か70カンストを迎えていた私の白魔道士ですが、70レベルなのに黒いままで光っておらず使えない魔法が沢山あることに気づいていました。
これはおそらく、50−70レベルでのジョブクエストで会得する魔法なのでしょう。そう思い50レベルを超えたときに、次のジョブクエを受けようと白魔道士のラヤ・オ・センナさんのところに何度か足を運んでみましたが、「近況はどう?」みたいな話題にしかならず、「新たな脅威が迫っているわ大変よイコプ」みたいな展開に一切ならないので、後半のジョブクエは、新生では受けられないやつなのだと思い諦めていました。
しかし、レベル制限が無い状態でフレンドと集まった時に、謎の魔法陣とかを敷いている白魔道士がいたりして、俺も魔法陣ひいてみたい、レベルだけは負けてないのに、ちくしょうちくしょうとテレビの前でハンカチを噛み引き伸ばしていたわけです。
そんな私も今やイシュガルドの民。
おそらく今、ラオ・ヤ・センナさんのところにいけば、「イコプ大変よ新たな脅威がもうドッカンバッタンよ」ということ間違いなしでしょう。
今いくぞ、ラヤ・オ・センナー!!
ほらきた!!!
詳しいことはわかりませんが、とにかく大変な事態になったとのことで、長老の木まで来て欲しいとのこと!
あそこはまあまあ遠いのでまあまあ面倒くさくてまあまあ嫌なのですが、詳しい話をしている暇もないくらいの大変な事態のようなので、仕方がありません!とりあえず長老の木のもとに急ぐことにしましょう。
遥かな山道を駆け巡り、いざ、長老の木にたどり着きました。
そこには、ラヤ・オ・センナが待っていました。
すると、ラヤ・オ・センナは「長老の木がヤバイ雰囲気になって来たから、詳しく調べてほしい、詳しいことを知っている従者を探してきてくれ」と言いました。
えっ?
それ、ここに来て話す必要あった??
さっきのところで話せばすむ話だったじゃない?
怒るよ?
しかも居場所も知らないなんて・・・。
ラヤ・オ・センナくん。私が大人だったから良かったものの、これはひどいことですよ。私じゃなかったら、こんな失礼なこと、怒りに暴力すらふるっていたかもしれない!反省しなさい!まったく今時の子は!としっかりと叱りつけておきました。
そしてパアン!と最終的に暴力も振っておきました。この理不尽さこそが、大人の社会なんだぞ!
さてフォールゴウドで聞き込みをしますと、従者の方は既に亡くなってしまっていましたが、その意思を継ぐものがいるとかで、その人の居場所はわかりました。どうやら危険な場所にいるようです。無事でいてくれれば良いのですが・・・。
果たしてその場所に行ってみると、デュラハンの目の前で「もうだめ」みたいになってる従者がいました。これでもか!ってくらいに危険な様子ですので、すぐさま助けました。何せレベル70ですからね、こちとら。荒れ狂うホーリーでデュラハンは蒸発しました。
助け出した従者と共に、長老の木のところまで戻ります。
従者が言うには、「世界中を回って不浄なところを綺麗に回らないとダメ」ということでした。
つまり、流れとしてはいつものように「イコプ、世界中を回って浄化をしてきてくれないか」みたいになるわけですね。それが、何個かのジョブクエになっていくわけでしょう。読めました、さっそく行ってきましょう。
私としてはもうそうなるだろうなあと思い、その場で踏み足しているくらいの勢いでしたが、改めてア・ルン・センナさんにお願いされました。はいはい、行ってきますよ、もちろん・・・と思ったそのとき!
おっとー!!!
従者の方、エシヴァさんが止めにはいったー!
「そんな大事な仕事を一介の冒険者がやるのはおかしくない?」と、改めて言われてみればその通りだー!もう頼まれることに慣れすぎてて感覚がおかしくなってた!そうだそうだ君たちが白魔道士のボスみたいな感じなんだから、君たちが行くべきじゃないか!どうなってるんだ!危ないところだったが、ブラック企業体質に染まらないぞ俺は!
しかし、ラヤ・オ・センナさんはめちゃくちゃ口がうまいので、なんやかんやイコプ行ってきてねみたいな感じになりました。そうなると思ってました・・・俺がやらないとだめですよね・・・会社のためですもんね・・・
エシヴァさんも、それならまあ・・・みたいなことを言ってましたが、完全に顔が納得してない顔だったので、私はなんだかドギマギしていました。エシヴァくん、いいんだよ、俺がやるから・・・社長に逆らったっていいことなんて一つもないんだよ。
その後、エシヴァはそれなら私も行くわ!みたいな感じで村人から突然戦士にバージョンアップしてくれました。全然納得していない様子ですが、エシヴァさん、法を変えるには上の立場になるしかない、そのためには悪法も今は受け入れなければならないんだ・・・わかってくれ・・・とドラマの熱血主人公のちょっと上の上司みたいなポジションでなだめておきました。
さて、エシヴァさんから、とりあえずファルコンネストに行きましょうと提案されました。よーし!行こうか!ファルコンネストへ!
・・・
ファルコンネスト?
地図を開いてみると、驚きの白紙!
エーテライト未解放の文字が燦然と輝いています!!
エシヴァさん・・・すまない・・・蒼天のイシュガルド入ったけど、ストーリー全然進めてないから・・・イシュガルドの城くらいしかまだ行ってないんだ・・・そんな「ファルコンネスト!知ってますよね!」みたいな顔で提案してくれたけど、完全に未開の土地・・・詰んだか・・・俺の、白魔道士ジョブクエスト・・・!
と、思いましたが、ここで冒頭の空飛ぶチョコボで行ける土地だと判明し、初めて空飛ぶチョコボに乗りました。
ファルコンネスト!!
待たせたな・・・!!
そして情報収集の結果、怪しいところに行ってみますと、一人の女性が怪しそうに座っていました。怪しいですね。
ただ、エシヴァさんが怪しい女性に開口一番「すごい臭い」と失礼さが振り切れてる発言をしますので、僕は腰を抜かしそうになりました。大人が!大人に!開口一番すごい臭いって!!エシヴァさん!パァン!(平手打ち)
案の定、その女性も「私を否定するのね」と悲しそうです。完全に否定した後ですので、私もこれはフォロー仕切れません。悲しげに去っていく腐臭を漂わせた女の背中をただ見つめるのみでした。
さて、しかし「悪いことしたなあ」みたいなそぶりは一切見せないアイアンメイデンのエシヴァさんは、元気よく、次はドラヴァニアにいきましょう!みたいなことを言いました!
ドラヴァニアか!よーし!ドラヴァニアな!!
ドラヴァニア・・・?
地図を開いてみると、驚きの白紙!
エーテライト未解放の文字が燦然と輝いています!!
さてちょうどその時、偶然にもチーマーのぺけぴーがログインしました。
彼もイシュガルドに入ったばかり。戦士の彼も、ジョブクエができるようになっているはずです。その辺りに気づいていない彼がそのままストーリーを進めて、50レベル以上のダンジョンに行ったときに「戦士さん56レベルのあの技使ってください、え?解放してないんですか?マジで?」とゴミをみるような目で見つめられて画面の前でぺけぴー大号泣、唇を噛み締め嗚咽に崩れ落ちるみたいなことになってはちょっと楽しそうですがまあ可哀想ですので、「ジョブクエやれるよ」と伝えました。すると、「知ってるちょうど今やってる」と我々の発想はいつだって同じ様子。
ええー!!!まじで?!戦士も同じ感じなの!?
偶然にも、戦士のジョブクエも同じ目的地の様子。
そして同じくストーリーが一切進んでいない我々にとって未開の地、ドラヴァニア。
これは・・・これは・・・!
めちゃくちゃ燃える展開じゃないですか!!!
行こうぜぺけぴー、未開の地・・・ドラヴァニアに!!!
ということでめちゃくちゃ盛り上がって、「行こう行こうストーリーは一切進んでないけどそういうの無視してとりあえずドラヴァニア行ってみよう」 と興奮していたところ、その様子をみていたチーマーのLechat(るしゃ)が静かに口を開きました。
るしゃ的には、おそらくストーリーが進まないとやれないコンテンツもあるので、早く進めて行くべきだとそういうことでしょう。
しかし、るしゃ君。ここは譲れない。何故なら、俺たちは光の戦士である以前に、「冒険者」なのだから。
ということでLechatに去りゆく男のかっこいい背中を見せつけ旅に出ることにします。きっと彼女も心の中で、「もう、あいつら、馬鹿なんだから・・・」と言いながら「でも、そこに引かれたんだよね・・・私も」みたいな感じで「行ってらっしゃい!二人とも、怪我して帰ってくるんじゃないよ!」みたいなことであったでしょう。その後無言で彼女はゼロ式に向かっているように見えましたが、たぶんそういう感じだったでしょう。
さて、とりあえずぺけぴーと合流します。
ぺけぴーはきわめて高い知性を持ちながらも、残念ながら頭がとても悪いので、極寒の地イシュガルドでは常に半裸です。
まずはどこにあるのかも全くわからないドラヴァニアへの道筋を考えます。
ふむ・・・海路か・・・・
しかし地図をみると、現在地から北西もしくは南西に行くとつながっているようにも見えます。船で行くよりも、陸路で行く方が確かなのではないでしょうか。
荒れ狂う氷雪の中をひたすら走ることにしました。
厳しい冒険になりそうですが、それでこそ我々が求めていた冒険者の姿ですので、望むところです。
さて、チョコボで走っていると、FATEと出会いました。
我々は困っている民は助けないわけには行きません。
何故なら、それが冒険者だから・・・これまでいくつもやってきたRPGの主人公たちは、みんな困っている人たちを救っていたから・・・そう教わって育ってきたから・・・!
凶悪なモンスターたちも、新生を突破しすでにレベルだけはカンストしているような猛者である我々の手にかかれば、まさに一捻りです。鍛え上げたこの肉体と強力な魔力。すでにこのイシュガルドの地では、私たちにとって敵と呼べるような脅威は存在しないのかもしれませんね・・・。
そう思いながら走っていたら、高い崖から落ちて、
とんでもないダメージを受ける我々。
甘くみていた・・・自然の強さを・・・重力・・・それはどんな魔物よりも恐ろしい・・・大地の力・・・地球という、大いなる存在よ・・・・
その後、熊に追われ
熊よりもでかい羊みたいのにも追われ、冒険が続きます。
正確には私は70レベルなので追われないのですが、60レベルくらいなので追われているぺけぴーを優しい目で見つめながら追いかけます。
そして、雪原を抜けると・・・?
ついたー!!ドラヴァニアです!!
意外と、近かった・・・もっと何個もマップを超えて行く感じで、途中ありえないくらい強い敵が出てきて必死で逃げ回るくらいの感じを想定していたので、若干拍子抜けな感じもありましたが、まあ平和が一番ですので良かった良かったです。
ぺけぴーのジョブクエとは場所が違ったようなので、ここでぺけぴーとはオサラバです。とくに二人集まった意味はなかったような気がしますが、冒険とはこんなものです。意味を求めすぎてはいけない。
めっちゃ技増えた
そうして、ジョブクエは順調に進んで行き、次々とアクションが解放されていきました。
アサイラムやら、シンエアーやら、回復したり回復したり回復したりする技がいっぱい増えました。やばい、技が増えるスピードが早すぎて、それぞれの技の使い所がよくわかっていない。これ使いこなせる気がしない。
きっとぺけぴーも同じ気持ちになっていると思ったので、同意を求めます。
すると、ぺけぴーが調子こいてきたので、
絶対に弱みは見せられない・・・この緊張感こそが、俺たちのひりつくような関係・・・とビビらせておきました。
でもまあ普通に使い方がわからなくてひよっているので、実際は白魔道士の動画を3つくらい見ようと思っています。
そうして、ついにジョブクエも最終局面にたどり着きました!
臭いと言われた女性アラカが、ドラゴンゾンビを召喚しました!
このゾンビを維持するために、不浄の塊をたくさん作っていたというわけですね!
ゾンビ!よくない!
さっそくその大事なゾンビを倒します!
しかし、その様子に悲しそうなアラカ・・・!
そうか、アラカは人に拒絶され続けたあまり、心の逃げ道を失って、ついにたどり着いた救いがこのゾンビだったんだ・・・ゾンビという醜悪な存在も、彼女にとっては心の拠り所・・・それをただ不浄だからという理由で、壊してしまって良いのか・・・?
壊したー!
しょうがないしょうがない!だって不浄だと森が汚れちゃうもんね!
悲しみにくれるアラカ・・・罪を犯したとはいえ、牢の中で老いていくだけの人生なんて・・・悪いのは彼女じゃない、彼女をここまで追い詰めた社会じゃないか・・・。
そう思う私の気持ちと同じか、ラヤ・オ・センナは優しい表情を湛え、アヤカの後ろにたちました。
センナ・・・!
お前、彼女を許すのか・・・?
そうだよな、人はいつだって立ち直れる・・・心を、清い改めることだってできるんだ・・・
そうそうもったいない・・・罪を償ったら・・・。
ん?償ったら?つぐなったその後?
あっ牢屋には入る感じなんだ・・・うん、まあ。
そうだよな!!
悪いことしたしな・・・!
罪とは何か、赦しとは何か
ということで私的にはなんとなくモヤッとした話でしたが、まあこの結論は仕方がないのかもしれませんね。願わくば、アラカさんが短い刑期で元気よく牢を出てきて、60レベルからのジョブクエで、「アラカいっきまーす!」みたいなキャラ変わった感じで参加してきてくれることを願ってます!
それまで・・・待ってるぞ、アラカ・・・!
あとこの人の救い方を検討しましたが、まったくわからなかったのでこの人は諦めました。イシュガルドの地は厳しい。
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