光のイコプ

FF14超絶日常系


第32話 初めての予習 カルン埋没寺院

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おはようございます。

光のお父さんを見て号泣した光のイコプです。

 

今日は初めての予習をした話です。

カルン埋没寺院のネタバレがあります!

 

カルン埋没寺院へ行こう!

しばらく前から、ほのかに気になっていたことがありました。

IDの一覧の中に、「カルン埋没寺院」というなんとなく耳慣れないダンジョン名が浮いていたんです。

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「カルン埋没寺院・・・?」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「行ったことあるやつか・・・?でも全然記憶にないな・・・?ストーリー関係ない奴・・・?」

 

ちらりと薄目でネットで検索してみると。

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「・・・絶対行ったことないやつや!」

 

明らかに見たことない敵の画像とか出てきたので、これは行ったことないやつだと確信しました。知らないうちに解放だけしておいた、ストーリーとは関係ないダンジョンだったのでしょう。

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「じゃあこれ、レベルレに出るってこと?」

 

ヒヤリとしました。今まで運良くレベルレは「カッパーベル」とか慣れた場所しか出てこなかったのですが、この状態では突然、「カルン埋没寺院」という初見の謎のダンジョンが出てしまう可能性があったわけです。

 

初ダンジョンはFCメンバーとわちゃわちゃ行くなら面白いのですが、野良の屈強な光の戦士たちに紛れて初見のダンジョンスタート・・・それは想像するだけで恐ろしい事態・・・!

 

できることならFCメンバーと一緒にやってみたいところでしたが、でももしかして、これもいい機会かもしれないと思いました。今まで予習して初ダンジョンに野良で挑むことは経験がなかったので、予習プレイの楽しさっていうのも体験してみようと思い立ったのです。

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「よっしゃ・・・待ってろよカルン埋没寺院・・・」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「戦いは始まる前から始まっている!始まる前から、お前のこと、丸裸にしてやるからな!」

 

はじめてのよしゅう

ザパーン・・・・

コーン・・・

 

(風呂)

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「あーーー風呂は体の洗濯だぜーーー!気持ちよぃー」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「じゃあカルンの予習を始めよう。動画を見ます」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「ふむふむ、へえ!こんなギミックが!なるほど!これを覚えておくってわけね!」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「死の宣告・・・!こいつぁ知らなかったら絶対死んでたわ・・・良かった・・・予習して良かった・・・!!」

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「そして動画で概要を掴んだところで速やかに攻略サイトを巡回する!テキスト的なデータも蒐集!完璧だ・・・完璧な予習の戦士だ!」

 

ザッパーン!(全裸)

 

f:id:ikopu:20190625070818p:plain「さあ!カルン埋没寺院、突撃だ!(体を拭きながら)」

 

 

 突撃!カルン埋没寺院

 

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さあ、さっそくコンテンツファインダーからカルン埋没寺院へ挑みます。

普段ならじっくりムービーを見るところですが、当然これは野良。

1秒でも早く現地に到達し、慣れた空気感でプロテスを詠唱するのが白魔道士として必要なこと・・・!

 

ムービーはあとで見るにして、速やかにカットシーンをスキップします!!

 

 

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そしてLIGHT PARTY!光の戦士たちが集まりました!

 

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緊張のファーストチャット。

 

さっきまでのチーマーとのハートフルなFC会話がすでに遠い世界のように感じます。

始まったばかりですが、もうあの頃に帰りたいとすら思う緊張感です。

 

 

さて、私くらいのMMO経験者になりますと、経験的に、このファーストチャットでメンバーのだいたいの人柄は予想がつきます。

少し説明しましょう。

 

⑴良いパターン

 

「よろしくお願いにゃ〜」

「よろしく!楽しく行こう!」

 

ロールプレイに入ってる感じや、会話するぜ!みたいな雰囲気を漂わせているパターン。これは初心者にとって最高に良いパターンです。

この場合は時々雑談とかも交えながら、和気藹々とダンジョンを進められる可能性が高く、当然初心者にも優しい場合が多いです。

うまくいけばダンジョン終了後には全員フレンドになっている可能性すらありえます。

 

 

⑵まあまあ良いパターン

 

「よろしくお願いします!」 

 

一見普通に見えますが、このパターンは以外と良い可能性があります。特筆すべきは、定型文でないことと、「!」がついていること。これは完全に偏見ですが、MMOの世界においては手打ちでこの「!」をつけるということは、「俺、君たちと仲良くやっていきたいんだ!」という意味と読むことができます。これも楽しくやれる可能性が高いパターン。

 

⑶普通のパターン

 

「よろしくお願いします」

 【よろしくお願いします】

 

句読点なしパターンや、定型文の場合です。

こういう句読無しパターンの場合は判読が難しいのですが、慣れない初心者、もしくは逆にかなり手慣れたプレイヤーが多いと思われます。さらに手慣れたプレイヤーの場合は、普段のルーチンワークとしてレベルレに来ている状況であり、効率プレイを意識している可能性がにおい立ちます。

 

今回は残念ながら、3人ともパターン⑶であったため、判読が難しい状況です。

 

できることなら・・・できることなら初心者で集まってて欲しい・・・!

正直全員若葉マークで集まってて欲しい・・・!

そして理想としては、

 

「私実は初めてなんですよ〜」

「えっ私もなんですw」

「偶然ってすごいな!俺もここは初めて!」

「みなさん初めてなんですね、私は3回目です!」

「えータロウさん3回目なんてベテランですね!頼りにしてますwww」

「そんなーwww私もまだ全然わかってなくってwww」

 

みたいな感じでわあわあ行きたい・・・!!!

どうだ!!今回のパーティは・・・!?

 

期待と不安の中、走り出した彼らの姿を見て、私は愕然としました!

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彼ら、称号持ち・・・・!!!

完全に・・・玄人・・・!!!!

 

 

若葉マークの私は、これまでの経験から、

 

<若葉マークの方> ー 分かり合える仲間

<何もついてない方> ー プロ

<称号持ちの方> ー FFの鬼

 

というイメージで見ている節があります。

初めてのダンジョンのうち二人はFFの鬼のパーティ・・・これは・・・ガチパーティ・・・!!!

果たして初見の俺が二人の鬼のプレイングについていけるだろうか・・・!!!

 

震える瞬間ですが、もう一人のKさんが若葉マークだったので、彼女が私の心の支えになりました。

Kさん、頑張ろーね!

 

 

突入、カルン埋没寺院

 

さて、タンクが走り出します。

カルン埋没寺院攻略、スタートです。

大丈夫だ、あれだけ予習して来たじゃないか、思い出せ、あの辛かった風呂での予習を・・・!いや辛くなかったすごい気持ちよかった・・・!

 

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最初の階段を登ったところで、いきなりタンクさんが目の前の敵をスルーして右に避けていきました。

 

うおおお!なに、倒さないの?あれ!

瞬間の判断でターゲットにされない位置と判断したのか、毎回倒さなくてもスルーできる敵なのかわかりませんが、この瞬間に確信します。

このタンクRさん・・・やはり鬼・・・!

俺の付け焼き刃の予習なんて、この方の圧倒的な経験の前では消し飛ぶ・・・!!!

 

 

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この瞬間、そのタンクさんに100パーセントの信頼と畏怖をおいた私は、このタンクさんの動きをトレースしていくことを決意。

なぜだか端っこの山を登っていたので、このルートが必須なのだと判断。

 

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同じように通る。

 

ただ残りの二人は普通に真ん中を走っていたので関係なかったかもしれません。

ささいなことにも極めて敏感になる初心者イコプ。

 

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そして、ついに!

戦闘開始です!!!

おそらく彼らFFの鬼たちは、この初戦、この1戦の一瞬で、お互いの力量を見極めることでしょう。

つまり、試されているのです。 

このヒーラーは、信頼にたる能力を持っているのか、と・・・。

 

ゴクリと唾を飲みます。

 

大丈夫だ、最低限の基本はこれまでのダンジョンで学んできたはず・・・。

普段どおり、普段通りの自分を出しさえすればいいんだ!

普段通り、まずは敵にスリップダメージのエアロをばらまくのだ!

そうすることで回復のみならずパーティのダメージリソースを底上げし、速やかなダンジョン攻略が可能となる・・・!

さあ示すんだ彼らに!

初心者若葉マークの私だけども、「まあこいつも最低限の仕事はできるな」という証明を!!

 

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ピコン

 

しかし焦って謎のシステムメニューが出てしまう!!!

何押したんや俺!!!

 

ピコン

ピコン

 

しかし焦りがミスを誘発し、さらにシステムメニューが連発で出てしまいます。

パニックです。

 

 

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そうこうしているうちに、タンクさんが削れてきてる!

ああああ!あかん!今回はヒールに集中!

「この白魔道士エアロとか知らんのかな・・・」と思われる可能性はありますが、何より死なせないことが白魔道士の一番大事なこと!!

最低限だ!最低限のプレイを目指すんだ俺!!

欲張るな俺ー!! 

 

 

中ボスとの戦い

 

さて、そんな感じで序盤パニックになりながらも、鬼の率いるパーティですから、基本的には危なげなく進行。 

初戦以後は落ち着きを取り戻した私も、なんとかエアロを上手に入れながら進みます。

 

そして、いよいよ一匹目の中ボスとの戦いになりました。

 

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さて、この中ボス。

範囲攻撃の『死の宣告』を使ってくるらしいです。

その対処方法は、3つあるタイルの地面のうち、光っている地面に乗ることで死の宣告が解除されるというギミック。

 

これはしっかり予習してきたので、上手にやれると思うんですが・・・!

 

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き、きた、死の宣告や!!!
いけ俺!予習の成果を見せるんやああああ!!

 

 

 

心臓ばくばくさせながらも、「知ってますよ」という空気で速やかに光った床の上に移動。

 

 

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よっしゃー!!!!

解除成功!!

ネットの予習、予習通りだーっ!!!!

やったー!!!!!

 

喜びながら、このとき、私はなぜか懐かしい感覚がしました。

 

この感覚・・・?

そうか・・・これは・・・

俺がまだ中学生だったころのあの感覚・・・

 

私は子供の頃、普段は遊んでばっかりでしたが、テスト前になると突然狂ったように勉強するタイプでして、試験前には「進研ゼミ」「塾の問題集」「学校指定の問題集」を全て3回通り解くというなかなか気合いの入った学生でした。

そうしておいて、「俺に見たことのない問題が出るはずがない」という状態でテストに挑んでいましたので、当然、テストは知っている問題ばかり・・・。

そう、あの時に心の中でなんども叫んでいたものです。

 

「この問題、進研ゼミで見たことある!」

 

そう、これはあの感覚・・・あの、少しの緊張と、大きな自信をもって初めてのハードルを超えていく達成感と同じ・・・!

 

 

 

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「このギミック、見たことある!!」

 

ということで危なげなく撃破。

FFの鬼たちと予習の鬼イコプの力が合わせれば、この程度のボスに負けるはずがありません!!よっしゃやれる!やれるぞ俺!

初見のダンジョンでも立派にやってるぞ!!進研ゼミならそろそろ彼女が出来て部活も大活躍できるモードに入る時期や!!!

 

 

 

 

 

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そうして、少しばかりの自信とともにテンションが上がった私は、どんどこと進んでいきます。この辺で少しずつ「ちょっくらチャットでも入れて場を和ませてみますか?」と思いつつありますが、まだ勇気が出なくて様子を見ています。


 

 

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2体目の中ボスが出現しました。

このボスは予習の記憶によると、確か範囲攻撃が強かった気がします。

 

 

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ほらなー!!そうくると、思っていたよ中ボスくん!!

みんな任せろ!

予習ヒーラーイコプはここに備えて、すでに「メディカはこのボタン」って待機していたからな!

カウンターヒールの準備は、万の全!!!!

 

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グアアア

 

ところがヒールに集中するあまり、その次の避けれるはずの範囲攻撃に直撃してしまいました。

 

しまった、油断した・・・!

 

 

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ーヒーラーが死んだら全滅必至ー

 

そう思うと急に焦りが湧き出ます。

必死で自己回復しようとしますが、焦りのあまり視点がおかしくなってボスも見えなくなった状態。

焦るな!焦るな俺!

 

 

 

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また来た範囲攻撃だ!

か、カウンターヒール!!!

 

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あああああ避けれる範囲攻撃も来てる!避けなきゃ避けな・・・

 

 

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きゃあ嗚呼ッ!!!

 

 

 

 

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やってしまいました。

知識としてはそれなりに備えていたつもりですが、技術が足りなかった・・・。

 

 

 

 

 

 

f:id:ikopu:20190625073952g:plainなんとかヒーラー無しでクリアしてくれるか・・・と画面の前で祈っていたところ、倒してくれたようです。

めちゃくちゃホッとしました。

 

 

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みなさんに励ましの言葉をもらう。

くっ・・・未熟なヒーラーですまねえ・・・この経験は必ず次に活かします・・・!

しかし、こうなる前にしょうもないチャットとか入れておかなくてよかった・・・「カルンだけにカルンク行ってみましょう」とか言わなくて本当よかった・・・!

 

 

 

 

やってみないとわからないこともある

 

さてついに、ダンジョンの最深部にたどり着きました。

そこには、「審理の天秤」というギミックが待っています。

 

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確かこれは、正しい彫像を置けば宝箱が出てきて、失敗すると魔物が出るっていうやつだったと思います。確か左に火を置くんでしたっけ!

 

 

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えっ

 

その瞬間私は悟りました。

なるほど、これは時間短縮のために、彫像とか拾わずに、とりあえず進める効率プレイだったのだ。

そうか・・・野良で完全攻略をする必要はないからな・・・!このへんは実際野良に出てみないとわからない空気感だよな!と何度もウンウンとうなづきました。

 

 

 

 

ついにラスボス

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そして、ついにラスボスに!!!

 

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ボスを前にして興奮した私の精一杯の控えめなチャット。

とくにみんなのリアクションはありませんでした。

 

 

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さあ、いよいよ実践です。

予習の段階では、ヒーラーとしては全体回復に注意すること、ギミックを余裕あれば壊すことで良かったはず。

 

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そしてレーザーを避ける!

このあたりは、ドラゴンクエストでも同じような技を使ってくる敵がいたので、慣れています!

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とはいえこのレーザー量は多すぎやしないか!?気合いで避け続けます。

 

 

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そして危なげなく・・・!撃破・・・!!

やりました!カルン埋没寺院、クリアです・・・!

 

 

予習プレイを終えて

 

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ボスの後ならじっくりみてもいいだろう、としっかりムービーを見て戻ると、もうパーティメンバーはいなくなっていました。

うんうん、これぞ野良のストイックさですよね。

 

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しかし、なんとかやり遂げた!

一回死んだけれども、なんとか最低限のことはできたような気がする!!!

 

 

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そう思いながら、ダンジョンを後にしました。

MIP推薦を他の方々がくれていたので、めちゃくちゃホッとしました。

 

 

ということで、なんとか、初見予習プレイを終えました。

やってみて思ったのは、やっぱり初見同士でわあわあ行ったほうが楽しいのは間違いないけれど、予習してからドキドキしながら野良に紛れるのも、これはこれで違った面白さがあるなあということでした。

この平和な日本社会に過ごしてて、緊張して冷や汗がでるような体験なんて中々できないかもしれない・・・まあ仕事柄そういう経験は結構あるんですが・・・とはいえ・・貴重な経験かもしれない・・・・そう思いました。

 

フレンドと行けないときはまたトライしてみようかと思います!!!

 

 

 

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帰ってきてめちゃくちゃ増長する私の様子。

 


 


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