光のイコプ

FF14超絶日常系


第31話 ストーンヴィジルに消えた恋

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「ぽんた。私あなたのこと、好き・・・だったよ」

 

ストーンヴィジル。

そこは、竜と人の精霊が音無く眠る、白銀の牙城ー。

 

 

城塞攻略ストーンヴィジルのネタバレがあります!

ストーンヴィジル解放!

 

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こんばんはイコプです!

元気よくストーリーを進めていると、新しいダンジョンと思われるところが解放されました!!スイートバジルみたいなダンジョンが解放されました!!

 

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スイートバジル

 

ということで、いつもの仲間が集合します。 

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神速のタンク:Pekepy Mandom 

「俺についてこい!」

 

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 詠唱のDPS:Plan Sun

「あまたの精霊よ俺に力を」

 

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うどんが大好き:Punya Tte

「お母さんのカレーうどん大好き!」

 

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なるべくハイポーション持ってきてほしい:Ikopu Themonster

「自己責任って言葉、知ってる?」

 

 

ストーリー進行の度に集合している我々ですが、集まるたびに、各自だんだんと装備が成長しているのが楽しいですね。

ただ、ぺけぴーの装備。

 

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・・・

 

 

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そう言うと、彼はすっと私のほうに振り返りました。

 

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・・・?

 

 

 

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カシャカシャ カシャ カシャカシャ

 

 

 

 

 

 

 

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戦士たちの集合

さあイザ城塞に入る前に、確認しておくべきことがありますね。

そう、ストーリーの流れです!

 

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 ストーリー中、難しい言葉が出てくるとついつい連打しがちな私。

しかしダンジョンに入る前にはしっかりと感情移入を行いたいところであり、ここまでのストーリーの完全な把握が求められますので、リーダープランに情報開示を求めます。

 

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静かに、プランは語り出しました。

 

蛮神ガルーダという極めて悪いやつがいる。

そいつを倒すためには、エンタープライズという飛空挺を手に入れる必要がある。

そして、そのエンタープライズは今、このストーンヴィジルの中に在る・・・。

つまりこの作戦は、エンタープライズ奪回作戦ということ・・・!

 

 

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なお、実際はプランの一生懸命の説明を流し見しながら、コンテンツファインダーの説明を熟読していたことを告白しておきます。

ふむふむ、デュランデル家が・・・なるほど・・・。

 

 

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さて、完全にストーリーの流れを把握した我々。

いざ、ダンジョンに突入しようとした、その時。

 

 

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霊城ストーンヴィジルから放たれる静かなる重圧にプランがトイレに消えました。

 

 

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プランを待ちます。

待っている間に、せっかくなので、私は一つの提案をしました。

 

 

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「飛空挺取りに行くだけ」って弱い気がしたんですよね。

 もっとこう気持ち滾るやつ、これぞFF!っていう重めの話があってこそじゃないですか。それでこそファイナル・ファンタジーじゃないですか。

 

 

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ですので、残念ですがぷにゃりんの婚約者は雪の城に散りました。

 

 

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二等闘兵・・・

 

 

 

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ぷにゃりんは静かに俯くと、絞り出すように、言いました。

 

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ぷにゃりん…そんなことが…

 

愛する婚約者の魂はきっとまだ、この城の中で彷徨っている。

その地に今、足を踏み入れようとするぷにゃりん。

心には迫る何かがあるに違いありません。

 

ぺけぴーは、小さく震えるぷにゃりんの肩に手を乗せると、言いました。

 

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トイレから帰ってきたら、重めのストーリーが付加されていたことを一瞬で受け入れるプラン。

 

さあ、LIHGT PARTYー。

飛空挺と、ぽんたへの思いを胸に、ストーンヴィジル奪還作戦、開始です!!!

 

竜棲まう霊城

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さあダンジョン突入です!

さっそく、タンクぺけぴーを戦闘に進んでいきます。

 

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・・・

 

 

 

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(ここまでの進み方)

 

ほぼ一本道では?

なんなら最初の2択で外しているのでは?

そう思いましたが、プランとぺけぴーが嬉しそうに語っていたので静かにしていました。

これが俺たちのチームワーク!

 

 

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さて、ストーンヴィジルですが、さすがに強力な竜たちがはびこるダンジョンです。

雑魚敵ですら恐ろしい火力で我々を蹂躙してきます。

 

 

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激戦の最中、プランを残して倒れる我々。

すぐにリスポーンして、一人前線を維持するために戦うプランのもとに急ぎます。

竜騎士、プラン、耐えてくれ!今行くぞ!!!

 

しかしそのとき、私の目の前にとんでもない光景が広がったのでした・・・!

 

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プランは一人でも勇敢に戦ってると思ったのに・・・がっかりだよ・・・

 

 

 

さて、このダンジョン、敵も強力ながら、やはり様々なギミックもあるようです。

 

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途中、なんと無く現れる竜が火を吹いてきます。

まあまあのダメージの範囲攻撃を受けますので、うまくその処理ができないと危なくなります。

ゼーメルの目玉みたいな感じですかね。

しかし、すでにゼーメルを含め数々のダンジョンをクリアしてきた私たちにはこの程度のギミック

 

 

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 ぷにゃりーーーーーん!!!

 

 

 

 

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途切れゆく意識の合間に入り込むように、あの日の思い出がぷにゃりんの脳裏に蘇ります。

 

そう、あれは、ぷにゃりんがこの雪の地を訪れたばかりのころ。

しんしんと降り続ける雪の霧の向こう側、彼と、出会った時のこと・・・。

 

 

 

 

ぽんたとぷにゃりん

初めて訪れたクルザスの地。

ぷにゃりんは、宿に荷物を下ろすと、旅の疲れにベッドに倒れこむ仲間たちを尻目に、宿を飛び出した。

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「ひゅー!寒いねえ!これぞ、雪山って感じだね!」

 

ぷにゃりんは、小高い雪山の頂上にたどり着くと、ぐるりとあたりを見渡した。

南国出身の彼女にとって、本物の雪を見るのは初めてだった。

手のひらに落ちると、ひやりと冷たく、解けて溶ける。

その儚さが、なんだか可愛らしくて、そして切なく思えた。

 

その時だった。

どこかから、小さく響くような音が聞こえた気がした。

小さな、低い音ではあるけれども、どこから聞こえているのかその所在が不思議とわからない。

いや、音というよりも、振動と表したほうが正確かもしれないー。

 

「危ない!」

 

そう誰かの声が聞こえた、その瞬間、ぷにゃりんの足元の地面が割れた。

薄い雪と氷の表層の上に立っていたぷにゃりんは、悲鳴をあげる遑もなく、深いクレバスの合間に落ちていった。

 

 

 

 

 

目を覚ますと、知らない男の顔が見えた。

 

「よかった、気がついたんですね」

 

ぷにゃりんは数回瞬きをすると、あたりを見渡す。

そこは、わずかな陽光の漏れ日に照らされた、氷雪の裂け目だった。

見上げると、高く切り立った氷壁の向こう側に、小さな白い空が見える。

 

そうか、私、落ちてしまったんだ。

 

「あなたは?」

「私は、デュランダル家の兵士です。あなたが、クレバスの上に立っているのが見えたので」

「えっ・・・・もしかして、私、あなたも道連れに・・・?」

「いや、気にされることはありません。この地を訪れる方の身を守ることも、私たちデュランダル家の使命の一つですから」

「ただ申し訳ありません、結局守ることができなかったのですが・・・」

 

そういうと、男は困ったような顔で空を見上げた。

氷の壁は残酷なまでに滑らかに光り、ここから道具も無く登るのは、とても難しいと思われた。

 

「まあ、大丈夫ですよ。大きな音がしましたから。きっと誰かが救助にきてくれます。それまで、ここで待っていましょう」

「すみません・・・私のせいで」

「いえいえ、そんなこと言わないでください。さあ座りましょう。体を冷やさないように」

 

二人は皮のカバンを敷いた上に、座った。

その時は、すぐに助けが来るだろう、そう思っていた。

 

 

 

しかし、夜が訪れた。

 

 

あたりは、わずかな日の光さえも無い、完全なる暗闇に覆われた。

ミコッテ族であるぷにゃりんは元来夜目が効くが、その目をもってしても、すぐ隣にいるはずの兵士の姿を捉えることが出来なくなった。

 

「兵士さん、そこに、いますか」

「ええ、大丈夫。いますよ」

「大丈夫ですか、寒く無いですか」

「私は大丈夫、あなたは?」

「・・・少しだけ・・・」

「・・・明日には、きっと助けが来ます」

「・・・はい」

「だからそれまで、生き延びましょう、二人で」

 

兵士はそう言うと、静かにぷにゃりんに肩を寄せた。

冷たい服の向こう側に、暖かい体の温もりを感じた。

 

「兵士さん」

「はい」

「私たち助かったら、いつか」

 

「・・・結婚しませんか」

 

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兵士は、何も言わなかった。

代わりに、ぷにゃりんの手を握りしめた。

 

「はい、結婚しましょう」

 

 

 

 

 

 

朝、捜索隊と、ぷにゃりんの旅の仲間たちの呼びかける声で目が覚めた。

 

大きなロープを通じて、仲間たちが降りてくる。

体は凍りつく寸前で、声も出せないほどに衰弱していたけれど、二人はお互いの目を見つめて、微笑んだ。

二人が強く握りしめたその手を離すのに、仲間たちは苦労して、苦笑いをしたのだった。

 

 

 

 

宿のベッドの上、ぷにゃりんが目を冷ましたのは、それから何週間も立ってからのことだった。

 

聞くと、先に目をさました彼は、兵士としての仕事に戻っているという。

ぷにゃりんが目を覚ましたら、真っ先に伝えてくれと言い残して、今日はストーンヴィジルへの兵役に向かったらしい。

 

ぷにゃりんは、宿の中、そわそわしながら、彼の帰りを待っていた。

なんて顔して、彼に会えばいいんだろう。

そういえば、名前もまだ聞いてなかった。

ぷにゃりんは部屋の中を行ったり来たりしながら、顔を赤くしていた。

 

 

 

 

放てぷにゃりん!思いのぽんた砲 

「でも、結局・・・名前を知ることはできなかったんだけどね・・・」

「おい、何言ってんだ、ぷにゃりん!目を覚ませ!」

 

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レイズの暖かい光がぷにゃりんを包む。

目を覚ましたぷにゃりんは、なぜか強く握りしめていた手を開いた。

その手は、少し暖かく感じた。

 

 

 

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「・・・」

 

 

 

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「ぷにゃりん・・・」

 

 

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「行きましょう」

 

 

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「おう!!」

 

 

 

という感じで進んでいくと、謎の砲台を発見しました。

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なぞの砲台の周りには、丸い玉が散乱していました。

それを見つめるぺけぴー・・・彼は、はっとした表情を浮かべると、言いました。

 

 

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ぽんたは粉というより団子になってしまったようですね!!!!

ゆるせねえ・・・!俺、ゆるせねえよ・・・・!!!

 

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悲しみを乗り越え城の奥深くへ進んだ我々の前に、ひときわ巨大な竜が現れました。

コシュチェイと呼ばれるその竜の咆哮は凄まじく、パーティは半壊の危機に陥ります。

しかし全滅の間際、プランが気がつきました。

 

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別の竜が・・・!

窓際から攻撃をしてきているだと・・・!!

 

一匹ですら大変な竜を相手に、さらに外の竜まで相手にするなんて・・・

しかも、外の竜は遠く、こちらからの攻撃を届かせることすら難しそうです。

 

そんな時、ぷにゃりんが気がつきました。

 

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そうか、竜墜砲で・・・あの竜を迎撃すれば・・・!!

 

そう・・・!

 

ぽんただんごによる、ぽんた砲で!!!

 

 

 

一度全滅した我々は作戦会議を開きます。

 

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f:id:ikopu:20190531114645p:plain「ぷにゃりんは、ぽんた砲でドラゴンを迎撃してくれ」

f:id:ikopu:20190531114806p:plain「わかった」

f:id:ikopu:20190531114645p:plain「その間、俺とプランがドラゴンを引きつけよう」 

f:id:ikopu:20190531114723p:plain「OK」 

 

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愛する者のため、ぽんたが残したもの。

 

それは悲しくも、兵器という姿だったー。

 

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再び、竜とまみえる。

 

 

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激しい乱戦の中、飛来する竜。

しかし作戦通り、ぷにゃりんがぽんた砲で迎撃に成功する。

 

 

いける、4人の力が・・・いや、5人の力が合わされば!

このストーンヴィジル、堕とせるぞ!!

 

 

 

しかし、高揚する我々をあざ笑うかのように、竜族の強さは想像を超えていた。

 

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竜騎士プラン、堕ちる。

ぷにゃりんを守るため、普段以上に壁役としても動いた見返りが出てしまった。

 

 

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そして片翼を失ったパーティは、まるで堕ちる飛行機のように回復役の私も倒れる。

 

 

 

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メガポーションを湯水のように飲みながら奮戦したぺけぴーも・・・ついに倒れた。

 

 

 

 

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一人残されたぷにゃりんも、もはやその体力は限界だった。

竜巻のような冷気の咆哮に体を凍らせて、飛びそうな意識にしがみつくのがやっとだった。

もう、弓をつがえる手にも、力が入らない。

 

 

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力を失うぷにゃりんの視界の中、スローモーションのように、竜が口を開くのが見えた。

 

 

 

 

ぽんた。

 

 

 

私も、あなたのところにー

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

 

 

手に暖かさを感じた。

 

 

 

矢を握るその手に、力が宿る。

 

 

 

この暖かさ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぽんた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

意識を取り戻したぷにゃりんの耳に、倒れた仲間たちの叫び声が聞こえた。

 

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ぷにゃりんは矢をつがえると。

 

まっすぐに、竜に向けて引き放った。

 

 

 

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どう、という音を立てて

 

 

 

 

 

 

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竜は、倒れた。

 

 

 

 

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ぺけぴーは、頬を濡らし俯くぷにゃりんに、声をかける。

 

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ぷにゃりんは、まだ暖かいその手を見つめると、顔を上げた。

そしてにっこりと微笑むと、言った。

 

 

 

 

 

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ストーンヴィジル奪還作戦

 

 

ぽんた粉粉塵大爆発

 

 

 

 

-FIN-

 

 

 

 

 

その後

さて、そんな感じで我々としてはほぼクリアしたくらいのクライマックス感を迎えていたのですけれども、この竜はまだ中ボスだったので、普通にまだ終わってませんでした。

 

 

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その後、頑張ってラスボスを倒す我々。

あの中ボスを倒した我々の敵ではありませんね!!!

 

 

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戦いが、終わりました。

 

私たちは、静けさの中、ぷにゃりんの様子を伺います。

彼女はただ、雪の城を見つめていました。

 

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しかし、ぷにゃりんは静かに首を振ります。

 

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ストーンヴィジル奪還作戦の終焉とともに、彼女の恋も終わりを迎え・・・

 

 

 

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新たな旅が、始まろうとしているのでした!!

 

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それいけ!ぷにゃりん!!!

 


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