こんにちはイコプです。
誰もいなくなった冒険者小隊の部屋で優雅に帰宅を待ち、働かなくて良い特権階級の気分に浸るのがマイブームです。
やってこいよ・・・お前たち・・・俺お茶飲んでるから・・・!
さあ今日は初めて違うサーバーに行ったり、初めてのプレイヤーイベントに参加する平和な日々です。
音楽堂への誘い
元気よくウルダハを闊歩していたところ、突然のシャウトが聞こえました。
ウルダハで突然のシャウトとは珍しいことです。一体何事でしょうか。
しかもパンデモニウム鯖の方ということで、異国からの来訪者の方です。
これはもしかしたら、「これからこのAnimaサーバーはPandaemoniumサーバーの隷属となっていただきまーす!逆らうものは、みんな死刑でーす!キャハハハハ」みたいな、ヤバイ戦争の始まりかもしれません。真剣に耳を傾ける必要があります。俺たちの故郷、animaは絶対に守りぬく・・・俺たちのこの手で!!!
張り詰めた緊張がほどけていきました。
よかった、animaの危機じゃなかった・・・
しかし、えっ、なになに?
ガールズロックバンド?!ライブ!?
私はこう見えて音楽にはそれなりにうるさいタイプの男でして、幼稚園の頃に1年くらいピアノを習ったことがあり、全盛期には右手と左手で少し違うことをするタイプの曲も弾きこなした完全なる天才です。
残念ながらピアノを教えてくれてた近所のおばちゃんが飽きるという痛恨の悲劇によって、その萌え出でる才能の萌芽は摘み取られてしまったのですが、あのまままっすぐにピアニストとして育っていたら今頃はピアノの黒い鍵盤も使う曲にまで手を出していたかもしれないと言われており、私がピアノをしなかったことで人類の音楽は100年進化が遅れたとも言われています。
そんな未完の大器ですから、このFF世界でのライブ演奏が聞けるともなれば、これはもう行くしかないわけですね。本物は本物を知るといいますから。というかそんなことよりFFって楽器を使って演奏できるシステムがあるとは聞いていましたが、これまで生で見たことがなかったのでこれはめちゃくちゃ、楽しそう!!
さっそく一緒にいたKaori Shan(かおりしゃん)に声をかけると彼女も行く気満々といった様子。
有名美大出身の彼女は、芸術全般に対して鋭い感性を持ち合わせており、当然音楽の世界にも明るいわけです。好きなアーティストはエリッククラプトンという本物志向であり、音楽に対する批評眼はほぼプロレベル。美大出身なのに壊滅的に絵を書くのが下手だったことを除けば、彼女もまた才能の塊なのです。いざライブに向かうにあたり、これは頼もしい相棒を手に入れました。
ライブはシンリュウ鯖で開催されるとのことなので、さっそく生まれて初めてのワールド間テレポというものを利用してみます。
これは比較的最近実装されたシステムだと思うのですが、同じDC間ならサーバーを移動できるというシステムなのですね。
私は生まれも育ちもAnimaの生粋のAnimaっ子なので、なんだか別のサーバーに行くということに緊張を感じます。
どうしよう、全然文化とか違ったら。
すれ違うたびに挨拶しないとめちゃくちゃ無礼だったりとか、全員待機中はステップダンスするのが常識だったりとか・・・。
初めての別サーバー
しばらくのロードの時間を経て、たどり着きました。
シンリュウサーバー、グリダニア。
うおー!!ここがシンリュウサーバー!!見た目は一緒やな!!当然か!
見ると、私のチームの名前のところが、Wandererと表示されています。
Wanderする人・・・彷徨う旅人・・・みたいな意味でしょうか・・・めちゃくちゃかっこいい言葉選ぶやん・・・俺が運営ならIkopu Themonster《外人》とかにしちゃいそうです。
しかし、感慨に耽りゆっくりしている場合ではありません。
ライブはもうすぐ始まる時間です。さっそくライブ会場に向かいます。
そういえば、私がもう一つやっているMMO、ドラゴンクエスト10では、こういうプレイヤーイベントというものも盛んでして、よく参加したり、主催したりということもしてきましたが・・・。
FFのプレイヤーイベントに参加するのって、初めてです!!
ええーどういう感じなんだろ!ワクワクするな!人どんくらい集まるんかな!
ライブ会場に近づくと、MCの方と思われるかたの説明が聞こえてきました。
この黄色のチャットってシャウトみたいな感じなんでしょうか、初めて見ました。
いざ、ライブ会場、ミィケット野外音楽堂に到着すると・・・
めっちゃ人いる!!
めっちゃ人いすぎて、名前を消そうとしたらもう全体がモザイクになるという事態で非常にわかりにくいのですが、50人以上は集まってそうな感じでした。もっと、かもしれません。
さっそく見やすいところに近づいて、立ち見席を確保します。
あのステージの上にいる白い服を着た方々が演奏される方達っぽいです。
MCの方の合図で、ライブが始まりました・・・!!
いい曲
「すごい・・・めっちゃ普通にかっこいい曲。これ生演奏なんよね」
「ぽわぽわしてかわいい。でも、内に秘めたロック感じるね」
「これは完全にロックンロール」
「なんだか私の心のロックも外れそう」
「それは閉じておいてね」
「はい」
一曲目が終わり、拍手喝采。
バンドメンバーの紹介などが始まり、さながら本物のライブです。
私たちはMCを聴きながら、話していました。
(*正しくは「ザナルカンドにて」)
私は、このガールズバンドがエオルゼアの地でいきなり「そして、神戸」を演奏しだすことは間違っても無いんじゃないかと思いましたが、かおりしゃんがあまりに唐突に出してきたので、なんらかの確信があるのかもしれない、もしかして野外フェスではサプライズでそして神戸を演奏するのが一般的なのかもしれない、私は野外フェス行ったことないのでわかりませんが、もしかしたらサマソニとかはそして神戸をみんなで合唱するのが一般的にエモいのかもしれないと思い、強くは否定できませんでした。でも実際は次の曲はオリジナル曲の演奏でした。そして神戸なわけ、無いやん。
しばらく、とてもいい演奏を聞いて、満足して帰りました。
ガールズロックバンド「イミプリ」のみなさん!ありがとうございました!!
エーテライトから、Animaに帰ります。
ただいま・・・Anima・・・!
帰国をチーマーに報告します!
なんだか見た目は同じなんですけど、Animaに戻ってきたときの安心感すごかったです。
これが、故郷の土地なんだな・・・!Animaのやつらだいたいトモダチ・・・!
そんなこんなで初めての別サーバー、プレイヤーイベント、面白かったです。
私も、FFでも、もうちょっと慣れたらプレイヤーイベントとかやってみたいです。
しりとりとかやってみたいなーと思ってます。
おまけ1 しゃんかおりとメインクエストルーレット
ある日、Kaori Shanとメインクエストルーレットに行っていると、 突然しゃんかおりが誤爆しました。
これはひどい誤爆。
メインクエストルーレットなので、ムービーが飛ばせずぼーっと見ている最中のことでした。
ガイウスが「力こそ正義なんだ」と朗々と演説する中、突然の「うぇーいっっっw」
これは恥ずかしい!
しゃんかおり、めちゃくちゃ恥ずかしい!!
比較的、鉄の心臓を持つと恐れられる彼女ですが、この事態にはさすがに冷や汗が止まらない様子。チームチャットで私に助けを求めてきています。これは友として彼女の窮地を救う必要がありそうです!まかせろ今助けるぞ、しゃん・かおり!!
ただ、間違って巻き込まれて私がダメージを受けてはいけないという恐怖心から、若干他人の距離感であったことは、これはもう仕方のないことです。
ガイウスの演説ですごく舞い上がってうぇーいwwwとなってしまった体を演出するしゃんかおり。
ガイウス「帝国の力による支配にてこそ、民に幸福が訪れるのだ!」
かおりしゃん「うぇーいっっっっw」
っていうのはどう考えても感情の高まり方としてサイコパスだと思いますし、しかもそれを「みんなも同じ気持ちだといい」と強要するのはいよいよ本物のサイコパスだと思うのですが、窮地に追い込まれたしゃんかおりを救うためには、もう、これに乗っかるしかありません。今助けるぞ、しゃん・かおり!
乗り切った・・・!!
完全になんだかいい話な雰囲気で終わった・・・!
これでしゃんかおりが突然ウェーイとかいい出したやばい人という烙印を回避し、なんだかいい話をしたね、みたいな空気になりました!
まあ実際は「まあまあ変な人たちがいる」という感じだったかもしれません。
他の方無言でしたからね・・・。
でもまあ、致命的にはならなかった!今後は、こんなこと繰り返さないようにな、気をつけろよしゃん!
おまけ2 しゃんかおりとメインクエストルーレット
窮地を乗り切った、数分後・・・!
またやった!!またやったよかおりしゃん!
ウェーイよりは何となくいい気がしますけど、この人何いきなり照れてるんだろ・・・っていう、考え方によっては若干さっきより恥ずかしいくらい誤爆です!今、たすけるぞしゃん・かおり・・・!
乗り切ったー!!!
しかも今回は野良の人も「大丈夫!」と太鼓判を押してくれたので本当によかったです!よかったな、しゃん・かおり!
なお、ストーリーは一切進んでいませんん。
おまけ
<誤爆で対抗するチーマーの様子>